最初に一言・・・明日も聴きに行きたい!
高嶋ちさ子さんのコンサートに初めて行ってきました!

無造作にフルコンサートグランドピアノが置かれていてちょっと可哀想・・・。
これまでフルオーケストラの演奏など何度も生演奏で聴く機会はありますし、
2000名前後のキャパシティのコンサートホールには仕事の関係上、年数回は足を運んでいます。
昨日行われたコンサートはこれまで観に行ったり参加したりしたコンサートとは別物で、
小編成かつおしゃべりを楽しめるカジュアルな内容でした。

まず、コンサート会場である石川県立音楽堂では
ホール側へ渡す半券の裏側に氏名+電話番号を記入しなければいけませんでした。
新型コロナウイルス関連での万が一の際の連絡を取れるようになっています。
大阪府で実施済みのQRコードによる公共施設利用登録を石川県でも早々に取り入れるべきだと思いました。
そうすればホール入口で誰が触ったのかわからないような鉛筆や机を使うことなく
非接触でホールを訪れた登録ができるのです。

テレビ朝日の番組からのお花です!
昨日のコンサートは番組の密着取材の対象だったようで年明けに放映されるそうです。

外は珍しく雨降り・・・
ホワイエにある喫茶サービスの再開はまだまだ難しいようです。
コンサートに出向かれる予定のある方は事前にお茶などのドリンクを持参されたほうが望ましいです。

今回は3階席のど真ん中あたりです。
下の階のチケットはすべて売り切れて大人気の公演のようでした。
後日チェックしたらチケット完売=満席です!

今回のコンサートは1席ずつ間隔を開けて隣の人との距離を保ち、
前後は誰も座らないような格子状の座席の配置になっていました。
(以前、聴きに行ったランチタイムコンサートも同じでした。)
それで内容は?・・・ですが、
私の予想を軽く、良い意味で裏切る内容で素晴らしかったです!
高嶋ちさ子さん、本当に演奏が素敵なのですよ。
なぜバラエティ番組で見かけることが多いのかわからないくらいに魅力がありました。
TV番組内では荒々しい印象がありますし、演目の合間のトークでも数々の話が披露されましたが、
そのようなことを覆す魅力的な演奏をされる方だと思いました。
演目は誰もが知っている曲を1曲あたり5分以内、と決められているそうです。
5分以内に楽曲をまとめるのは非常に難しい作業ですが、
12名の若いバイオリニストとのアンサンブルは本当に素敵で美しいハーモニーで1曲目の『歓喜の歌(ベートーベン)』からすでにノックアウトされました(笑)
専門的な事を長々と書くつもりはありませんが、
ベートーベンの交響曲第九番は全編で1時間程度と長い曲です。
私も何度か第九はコーラスでソプラノ、アルトのどちらも参加したことがあるのですが、
第4楽章までの道のりが長くて長くてどうしようもない曲です。
これをわかりやすく、美しい旋律を作り出す編曲作業は本当に大変なことなのです。
それと、バイオリン12名を最大6パートの編成にするという難題にも等しい編曲、私には無理です(笑)
ピアノとピアノ以外の楽器の大きな違いは『音域』です。
限られた音域の中で6つの旋律を作り出して美しいハーモニーに仕上げる技は本当に勉強になりました。
スメタナのモルダウやビゼーのカルメンなど誰もが知っている曲や
私自身が学生時代に勉強した曲も沢山入っていて本当に、本当に楽しい2時間でした。
アンコール演奏では高嶋ちさ子さんのソロ演奏でKANの愛は勝つを演奏。
テレビ朝日のキャンペーンで演奏していたあの曲です。
この演奏がとても心に沁みてきてどうしようもありませんでした。
と、しっとりしたあとにさらにもう1曲。
オッフェンバックの天国と地獄を全員で演奏してコンサートは終了しました。
ここ数年は仕事以外でクラシック曲をあまり聴かなくなったり、弾かなくなってしまったのですが、
今回のコンサートでも披露された楽曲にあったリハーモナイズの勉強でも・・・という気持ちになりました。
世間では色々と騒がれて大変な時期でしたが、彼女の仕事への熱意とタフさに感服です。
演出、演奏の全てにおいて完璧で観客を楽しませて下さる要素がたっぷりでしたので、
「〜だったらもっと良いのに。」といった部分が皆無で、全てが完璧な公演でした。
私にとってまた機会を作ってぜひ聴きに行きたい!と思える演奏家がひとり増えました。

無造作にフルコンサートグランドピアノが置かれていてちょっと可哀想・・・。
これまでフルオーケストラの演奏など何度も生演奏で聴く機会はありますし、
2000名前後のキャパシティのコンサートホールには仕事の関係上、年数回は足を運んでいます。
昨日行われたコンサートはこれまで観に行ったり参加したりしたコンサートとは別物で、
小編成かつおしゃべりを楽しめるカジュアルな内容でした。

まず、コンサート会場である石川県立音楽堂では
ホール側へ渡す半券の裏側に氏名+電話番号を記入しなければいけませんでした。
新型コロナウイルス関連での万が一の際の連絡を取れるようになっています。
大阪府で実施済みのQRコードによる公共施設利用登録を石川県でも早々に取り入れるべきだと思いました。
そうすればホール入口で誰が触ったのかわからないような鉛筆や机を使うことなく
非接触でホールを訪れた登録ができるのです。

テレビ朝日の番組からのお花です!
昨日のコンサートは番組の密着取材の対象だったようで年明けに放映されるそうです。

外は珍しく雨降り・・・
ホワイエにある喫茶サービスの再開はまだまだ難しいようです。
コンサートに出向かれる予定のある方は事前にお茶などのドリンクを持参されたほうが望ましいです。

今回は3階席のど真ん中あたりです。
下の階のチケットはすべて売り切れて大人気の公演のようでした。
後日チェックしたらチケット完売=満席です!

今回のコンサートは1席ずつ間隔を開けて隣の人との距離を保ち、
前後は誰も座らないような格子状の座席の配置になっていました。
(以前、聴きに行ったランチタイムコンサートも同じでした。)
それで内容は?・・・ですが、
私の予想を軽く、良い意味で裏切る内容で素晴らしかったです!
高嶋ちさ子さん、本当に演奏が素敵なのですよ。
なぜバラエティ番組で見かけることが多いのかわからないくらいに魅力がありました。
TV番組内では荒々しい印象がありますし、演目の合間のトークでも数々の話が披露されましたが、
そのようなことを覆す魅力的な演奏をされる方だと思いました。
演目は誰もが知っている曲を1曲あたり5分以内、と決められているそうです。
5分以内に楽曲をまとめるのは非常に難しい作業ですが、
12名の若いバイオリニストとのアンサンブルは本当に素敵で美しいハーモニーで1曲目の『歓喜の歌(ベートーベン)』からすでにノックアウトされました(笑)
専門的な事を長々と書くつもりはありませんが、
ベートーベンの交響曲第九番は全編で1時間程度と長い曲です。
私も何度か第九はコーラスでソプラノ、アルトのどちらも参加したことがあるのですが、
第4楽章までの道のりが長くて長くてどうしようもない曲です。
これをわかりやすく、美しい旋律を作り出す編曲作業は本当に大変なことなのです。
それと、バイオリン12名を最大6パートの編成にするという難題にも等しい編曲、私には無理です(笑)
ピアノとピアノ以外の楽器の大きな違いは『音域』です。
限られた音域の中で6つの旋律を作り出して美しいハーモニーに仕上げる技は本当に勉強になりました。
スメタナのモルダウやビゼーのカルメンなど誰もが知っている曲や
私自身が学生時代に勉強した曲も沢山入っていて本当に、本当に楽しい2時間でした。
アンコール演奏では高嶋ちさ子さんのソロ演奏でKANの愛は勝つを演奏。
テレビ朝日のキャンペーンで演奏していたあの曲です。
この演奏がとても心に沁みてきてどうしようもありませんでした。
と、しっとりしたあとにさらにもう1曲。
オッフェンバックの天国と地獄を全員で演奏してコンサートは終了しました。
ここ数年は仕事以外でクラシック曲をあまり聴かなくなったり、弾かなくなってしまったのですが、
今回のコンサートでも披露された楽曲にあったリハーモナイズの勉強でも・・・という気持ちになりました。
世間では色々と騒がれて大変な時期でしたが、彼女の仕事への熱意とタフさに感服です。
演出、演奏の全てにおいて完璧で観客を楽しませて下さる要素がたっぷりでしたので、
「〜だったらもっと良いのに。」といった部分が皆無で、全てが完璧な公演でした。
私にとってまた機会を作ってぜひ聴きに行きたい!と思える演奏家がひとり増えました。