我が家の愛犬の癌治療について。
我が家の愛犬(14歳 メス)のことです。

癌治療において外科的治療、いわゆる『手術』をしないことを決めたので、
現在は内科的治療と定期検診を行っています。

癌の発覚、検査などについて。

5年前、今回とは別の、我が家に最初にやってきた先住犬が癌を患った際にも同様のサプリメントはありましたが、
5年も経てば新しい商品が開発されてより効果的になっているようです。

Dフラクション プレミアムというβグルカンを含む液体サプリメントです。
食事の際にフードに垂らして混ぜてから給餌する方法で与えます。
食欲の旺盛な犬には何とでもない商品なのですが、
食が細くて食べムラのある犬には与えるのが難しく感じることが多々あります。
どうにか摂取してくれないと進行を抑えられないのがもどかしくありました。
ダメ元で探してみたところ、錠剤のDフラクションプレミアムが見つかりました。

特に食欲のない時には液体のDフラクションではなく錠剤のDフラクションというように使い分けています。
錠剤とはいえそのまま与えることは出来ませんので、
錠剤を与える際に使用するピルポケットと呼ばれるものに包んでから与えています。

ピルポケットの状態は粘土のよりも少し柔らかいです。
いつでもこれだけは食べることが出来るようなので、
おそらく嗜好性の高い、人間で言うところのジャンクフード的な美味しさなのだと思います。
体調が優れないときでもこれだけは口にしてくれるので錠剤を包んで与えることが出来ます。

現在はDフラクションプレミアムと腫瘍のある肝臓の機能を守るべくウルソと呼ばれる肝臓の薬で持ち堪えてくれています。
それでも病気の症状が現れてから寝ていることが随分と多くなってしまったため、
何か良いものは無いだろうか?とAmazonと睨めっこしているときに見つけました。

アニマストラスという商品です。
レビューがあまりにも良いものばかりでしたので半信半疑でしたが、
ビタミン、ミネラル、アミノ酸を含んだ商品でβグルカンも含まれているので購入してみました。
匂いは少しキツイのですが、犬にとっては平気な様子です。
病気で嗜好が変わってしまった愛犬には鶏ササミや豚レバー(どちらも水煮)の上にかけて与えています。
どれだけの効果が見られるのか、劇的なのか、それとも緩やかな変化なのか、
何もわからないので手探りで毎日与え続けてみました。
アニマストラスを与えてから1週間近く経ちましたが、
昨日は自分で歩きたがり、動物病院や帰りの散歩で自力でこれまで通りの速さで歩けました。
1ヶ月半前、脱水症状や食欲不振で体重減少を起こしたり、右手の反応が失くなった犬とは思えないくらいに病状が改善されています。
ただし、健康時に比べると右手は歩き辛そうにはしているのですが、
いくら制止しても走ったり、ジャンプしたり、14歳にしては元気ですし、病気を抱えているようにも見えません。
加えて、
薬浴を続けていたこともあり、膿皮症だった皮膚の状態が改善されていると診断していただきました。
膿皮症はある程度治るまでは抗生物質も使っています。

犬の癌に対するQOLをどこまで飼い主が考えたり、環境を整えられるのかは家庭により異なりますが、
5年前に比べるとネットでの情報も一段と増えて、新しくて良い商品も発売されて、
癌という病気を必死に考えなければならない時代ではなくなったような錯覚すらおぼえます。
腫瘍が発覚した1ヶ月半前にはどうなることやらと本当に迷いましたが、
どの商品がどれだけ効果を発揮しているのかは不明ですが、今は毎日を普通通りに過ごすことができています。
最近では脱水症状が見られることもないので皮下点滴による生理食塩水等の補水はしていません。

病院に任せっきりも1つの方法だとは思いますが、
飼い主が出来る限り調べたり、獣医師と相談して何かを与えてあげたりすることも
犬の闘病生活にとっては良いことである・・・と思います。
上記の方法が闘病中のペット達へ何らかの参考になりましたら幸いです。