石川県内で充実したコンサートホールといえばこちらしかないと思います。

石川県立音楽堂です。
こちらのサイトでスケジュールチェックすると
割と大きなイベント、コンサートの開催がわかります。
今年の秋はコロナ禍以前と同じ勢いではないのでしょうが、
そこそこにコンサートが開催されている模様で、チケットも割と手に入りやすい状況です。
こちらのコンサートホールでは公式サイトで直接チケットを購入することにより
好きな座席を指定できるのが最大のメリットだと思います。
『この組み合わせにはあのあたりの座席を〜』といった感じで
催される内容によって座りたい位置というものがあります。
ピアノの場合は手元を見たいのか、音の響きを知りたいのか・・・などです。
私の場合はチャンスがあればどこにでも行ってしまいますので
音楽堂でのコンサートには限定していないのですが、
この秋だけでも少なくとも5本のコンサートを観に行く予定で
今シーズンは清塚信也さんのコンサートから始まりました。
直接的ではありませんが、私にとってコンサート見学は仕事です。

今夜はジャズピアニストの小曽根真さんが石川県立音楽堂コンサートホールでクラシックナンバーを披露されます。
モーツァルトのナンバーとともに、
ピアノと弦楽のための協奏曲 2011 という楽曲が今回、日本初演とのことでとても楽しみです。

小曽根真さんの出演されるイベントだと
私はこれまで公開レッスン(セミナー)で名古屋まで足を運んだり、
演奏はこれまで何度とブルーノート大阪(現 ビルボード大阪)などに通ったり、
先月も名古屋芸術劇場にも聴きに行ってきたばかりです。
ビルボードでのライブだとCDへのサイン会で気さくにお話しして下さるとても良い方。
そういえば、ヴィブラフォン奏者でバークリー音大の教授だったゲイリー・バートンが2017年に引退公演を小曽根さんと回ったツアーは私の生徒たちを引き連れて見に行きました。
もうお亡くなりになられましたが、お父様の小曽根実さんとの神戸でのファミリーコンサートでは3時間立ち見で楽しませていただいたこともありました。

CDやデジタル音源とは異なる音圧を感じられる生演奏を観る機会というのは
行けば行くほどに費用も嵩みますからそう簡単に何回も足を運べないものだとは思います。
その中でも今夜の小曽根さんの演奏はどのような化学反応が起きるのかを目の前で体感したくてチケットを購入しました。

石川県立音楽堂のコンサートは割とお安く購入できるものが多い上に音場がとても良いので本当におすすめです。