ちょっと思い出したので書いておくことにする。

今住んでいる自治体(金沢の近く)の公共施設にて、
仕事で必要なグランドピアノをお借りしようと問い合わせをした際に言われたことは
「初めての方は事前の審査が必要なので1度ご来館いただいて必要書類云々〜」と
前時代的なやり方というよりも、本当に必要なこと以外の情報などを提供させたり
楽器のある部屋を借りるまでのプロセスに多大な時間を費やすことを望んでいる形式を取っていました。
割とすぐに日程を押さえなければならなかったことと
公共の交通機関では不便な場所にあるのに何度も出向く必要があることに煩わしさを感じてご遠慮しました。
気軽に利用出来るカジュアルさが備わっていないと
いくら綺麗だったり、整った施設だったとしても税金をドブに捨てるようなものだと感じました。


楽器が設置してある部屋を使うのに審査は本当に必要なのか?


これまでの人生の中で何度も楽器のある部屋(スタジオ)のレンタルをしたことはありますが、
こんな感じでガードが硬すぎる場所は初めてでしたので驚きました。
結果的には金沢市文化ホールが練習室を広く開放されていたこともあり、そちらへ助けを求めるといった形で部屋をお借りすることができました。
幸いにもセミコンサートグランドピアノを使わせていただくことができましたので業務に支障ありませんでした。

コロナ禍以前はあちこちに仕事で出向くこともあり、
東京や大阪などでは特に審査など受けることなく公共/私設のスタジオを使っていました。

そういったワンストップで使えるサービスに2回以上のやり取りを求めるやり方というのは
限りなくスマートではないと思いますが、
この自治体のやり方がそうなのですから使えないのは当たり前で使わずじまいな感じとなりました。


たかがピアノを使うだけで審査って・・・何を求められるのだろう?
内心「アホらしい」と思ってしまうのは私だけでしょうか?