今年は12月に入ってから第九コンサートを2本連続で観てきました。
なんで2本も?
しかも、2週連続でした。
元々は1本目だけで今年の第九の鑑賞を終える予定でした。
例えばFreude, geteilt, Brüder,などのよく出てくる特徴的な、気をつけるべき点が明確であるドイツ語の発音があまりにも酷く、
合唱だけじゃなくてプロであるソリストまでもちゃんとしていなかった。
それらに加えてオーケストラがリズムが揃っておらず、楽器のピッチもまったく合っておらず。
例えば第1バイオリンが1つのメロディーを奏でているとして、2つ以上に聞こえそうな音程のズレが至る所で見られたりしました。
管楽器も音程が取れていないし目立ってはいけない場所で目立ちすぎていた楽器もいたりとアベコベな演奏でした。
練習時にまとめ役となるコンサートマスターや全体の音のバランスを指示すべき指揮者は演奏中は悦に入ってしまってアイコンタクトや指示を出していなかったようで1時間超の楽曲をストレスフルな状態で初めて聴いてしまいました。
これまで何度と合唱で参加したことのある身としては
あまりにも聴いていられないオケの演奏とソリストの歌はとても許せるものではなくて。
第1部が20分しか演奏していない演目に20分も休憩を挟んだりと構成にも驚きました。
こんな内容にお金(チケット代)を取るなんてどういう事だろう?と頭を抱えてしまいました。
そこらへんの音楽教室の発表会のほうが無料で鑑賞できてまだ良心的だと思いましたし、
出演する人々の意識の低さを感じた内容でした。
・・・と、心が荒んだのでどこかで第九のチケットを確保できないかと帰宅後すぐに探してまた行ってきました。
次に行ってきたコンサートは偶然にもあと数席しか残っていないものでほぼ完売状態のものでした。
来館者がみんな楽しそうな雰囲気の中で冒頭の第1部からが第九でしたが前週に鑑賞したそれよりも少ない人数構成でありながらもきちんとプロの演奏で迫力がありました。
オーケストラもソリストも合唱も何もが安心して聴いていられる内容で1時間超にわたる長い楽曲なのにとても短く感じました。
後半ではコンサートマスターがソリストとなった演目がいくつかあったことにも驚きましたが、マイクを握った指揮者の解説によると「毎日の練習が大事だからね。」と。
全員の意識がとても高く、内容の濃いコンサートで大満足でした。
神、兄弟、友、といった言葉が数えきれない出てくる作品ですが、久しぶりに生音で聴いてみてようやく良かったと思える時間でした。
実は観客として第九を聴いたのは今回が初めてでしたが、教え方ひとつで本番がガラリと変わってしまうってことを目の前で体感した、そんな気分です。
しかも、2週連続でした。
元々は1本目だけで今年の第九の鑑賞を終える予定でした。
例えばFreude, geteilt, Brüder,などのよく出てくる特徴的な、気をつけるべき点が明確であるドイツ語の発音があまりにも酷く、
合唱だけじゃなくてプロであるソリストまでもちゃんとしていなかった。
それらに加えてオーケストラがリズムが揃っておらず、楽器のピッチもまったく合っておらず。
例えば第1バイオリンが1つのメロディーを奏でているとして、2つ以上に聞こえそうな音程のズレが至る所で見られたりしました。
管楽器も音程が取れていないし目立ってはいけない場所で目立ちすぎていた楽器もいたりとアベコベな演奏でした。
練習時にまとめ役となるコンサートマスターや全体の音のバランスを指示すべき指揮者は演奏中は悦に入ってしまってアイコンタクトや指示を出していなかったようで1時間超の楽曲をストレスフルな状態で初めて聴いてしまいました。
これまで何度と合唱で参加したことのある身としては
あまりにも聴いていられないオケの演奏とソリストの歌はとても許せるものではなくて。
第1部が20分しか演奏していない演目に20分も休憩を挟んだりと構成にも驚きました。
こんな内容にお金(チケット代)を取るなんてどういう事だろう?と頭を抱えてしまいました。
そこらへんの音楽教室の発表会のほうが無料で鑑賞できてまだ良心的だと思いましたし、
出演する人々の意識の低さを感じた内容でした。
・・・と、心が荒んだのでどこかで第九のチケットを確保できないかと帰宅後すぐに探してまた行ってきました。
次に行ってきたコンサートは偶然にもあと数席しか残っていないものでほぼ完売状態のものでした。
来館者がみんな楽しそうな雰囲気の中で冒頭の第1部からが第九でしたが前週に鑑賞したそれよりも少ない人数構成でありながらもきちんとプロの演奏で迫力がありました。
オーケストラもソリストも合唱も何もが安心して聴いていられる内容で1時間超にわたる長い楽曲なのにとても短く感じました。
後半ではコンサートマスターがソリストとなった演目がいくつかあったことにも驚きましたが、マイクを握った指揮者の解説によると「毎日の練習が大事だからね。」と。
全員の意識がとても高く、内容の濃いコンサートで大満足でした。
神、兄弟、友、といった言葉が数えきれない出てくる作品ですが、久しぶりに生音で聴いてみてようやく良かったと思える時間でした。
実は観客として第九を聴いたのは今回が初めてでしたが、教え方ひとつで本番がガラリと変わってしまうってことを目の前で体感した、そんな気分です。